ドラマ Ns' あおい  第十回 2006年3月14日放送 あらすじ&レビュー

あおいの異動から三ヶ月、また春が訪れ、母の命日が近づいている。総師長の泉田はあおいが母の形見を肌身離さず身に着けていることを知る。
田所は本院の会議で、桜川病院の業績を上げた事を讃えられる。泉田が新病棟の設立を提案しようとした時、田所はいきなりそれを撤回し、高級ホテル並みの人間ドッグ専用病棟にするという案を出す。田所の突然の離反に泉田はうろたえるが、目的は違えど手法は同じ、互いを利用しあってきた関係ではないかと田所は言い、二人は方向を違えたことを確認する。
肝硬変の患者不破吾郎が血を吐いた。静脈瘤破裂である。高樹、江藤はチームを組んで治療にあたる。不破の病状は、長くて余命一ヶ月という重いものだった。これ以上治療を進めることは体にも経済的にも負担で、苦しませること無く死に向かって静かに軟着陸させることだと高樹は言う。だが田所は江藤に、諦めずに色々治療を試すことを命令する。
吾郎は言う。「俺、もう駄目かな・・・」親父も肝硬変で死んでいるので何となく死期が分かると言う吾郎。元気になったら花見をしようとみんなで話し合う。
田所の方針に従う江藤。小峰はそれはお香典治療だと言って批判する。あおいも田所にただの金儲け医療ではないかと言うが、田所はこの治療のデータが他の患者を救うと言って正当化しようとする。
高樹は、自分達医者はえてして自分達の都合のいいように誘導してしまうと言い、不破が何を望んでいるか、近くにいるお前だから分かることがあるのではないかと言う。あおいは、中学卒業と同時に大工になった不破は、年に一度の花見が何より楽しみだったと言うのを聞く。「桜の下で笑いながら死にたい。」という不破の願いを聞いて欲しいとあおいは江藤に頼む。しかし田所はそれを許さず、どうしてもというのなら病院を辞める覚悟をしろと暗示する。
悩んでいるあおいに、小峰が言う。「誰に何を言われようが突っ走るのがあんただろう。」小峰は高樹を引き込み一緒に行こうと言い、北沢もそれについて行くと言う。そして日曜日、ついに江藤も田所に内緒で外出許可証を出し、みんなで花見に行くことになる。公園の桜はまだ咲いていない。だが、北沢が一箇所だけ花が咲いている枝を見つける。「有難うな・・」不破は涙を流し、そして数日後、安らかに永眠する。
あおいが泣いているところに泉田が通りかかり、あおいは泉田に不破や母のことなどを話す。それを聞いていた泉田は、今度の看護研修会はあおいに行かせるので準備をしておくように言う。
看護研修会の日、あおいは栃木まで泉田に同行し、研修を手伝う。泉田は講演で、「私たちの使命は人の命を救うことだが大切なのは人の心、終末期の患者にとって、自分達の小さな手のひらに託されているのは患者の魂だ。」と言う。病気を診るのではなく人を看る、その時患者は病気という肩の荷を下ろし、安らかな最後を迎えることができると演説した泉田に、あおいは感動する。
帰る前に泉田は付き合って欲しい所があると言い、あおいを墓地に連れて行く。そこにはあおいの母の墓があった。実はあおいの母の最後を看取ったのは泉田だったのだ。あおいにお守りを渡したいというあおいの母の望みをかなえてやれなかったことを悔やんでいると泉田は言う。あおいは、あの時母の手はまだ暖かかった、私はぬくもりを感じることができたと言い、泉田に礼を言う。泉田は、桜川病院に新病棟を作りたいという自分の夢を話す。そして桜川病院、自分自身、そして患者たちの為にも、これからは一人で突っ走ったりルール違反をしない事を約束して欲しいと言う。
帰りの車中で、泉田は急にめまいを起こして倒れる。左手も左足の感覚もなく、脳出血らしい。車はタイヤが脱輪してしまい立ち往生に。嘔吐物が気道を邪魔して泉田は呼吸ができなくなってしまい、命の危機が迫る。あの雪の日のように、違法とされている挿管しか方法はない。

レビューは後程・・
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by mitachan2006jan | 2006-03-14 23:31 | ストーリー&レビュー


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